レッスン17

私は中立なものを見ていません。


この概念は、この世界で真に作用しているままに原因と結果を識別する方向に向かう次のステップです。あなたには中立な考えはないために、あなたは中立なものを見ていません。逆だと信じたいかもしれませんが、常に考えのほうが先に来るのです。世界はこのように考えませんが、あなたはこのように考えることを学ばなければなりません。仮にそうでなかったとしたら、知覚には原因がなく、知覚自体が実在性の原因であることになります。知覚の極めて変わりやすい性質からして、それはまずないでしょう。


今日の概念を適用するときには、目を開けた状態で、次の言葉を自分自身に向かって言います。


私は中立なものを見ていません。なぜなら、私には中立な考えはないからです。


それから、周囲を見回して、あなたの目に留まったそれぞれの対象に視線を向けたままで次の言葉を言います。


私は中立な○○を見ていません。なぜなら、○○についての私の考えは中立ではないからです。


例えば、次のように言うことができるかもしれません。


私は中立な壁を見ていません。なぜなら、壁についての私の考えは中立ではないからです。

私は中立な体を見ていません。なぜなら、体についての私の考えは中立ではないからです。


例によって、対象が生物か無生物かどうか、快適か不快かどうかなど、あなたがそれがどのようなものであると信じているかによって区別をつけないようにすることが不可欠です。あなたが信じていることとは関係なく、あなたは、真に生きていて、真に喜びに満ちているものを何も見ていません。その理由は、あなたは今のところはまだ、真に真実であり、したがって、真に幸せな考えを何も自覚していないからです。


3~4回の具体的練習時間が推奨されますが、抵抗を感じたとしても、最大の効果を上げるには少なくとも3回の練習時間が必須です。しかし、抵抗を感じたら、練習時間の長さを推奨されている約1分間より短くしても結構です。

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